公立大学協会

※本用語の解説は1992年に作成されたものです。

公立大学の相互の協力のもとに公立大学の使命達成に寄与することを目的として,昭和24年に設立された全国の公立大学を会員とする団体であり,①公立大学の行政並びに経営に関する事項,②大学における学術研究及び教育に関する調査並びに企画及びその実現に必要な事業,③その他必要な事業を行うこととしている。
総会,理事会及び事務局長連絡協議会等の附属機関を置き,総会は,毎年5月に開催される。同協会の事務局は会長校の大学内に置くこととなっており,東京(国立教育会館内)に東京事務所が設置されている。
大学入試については,附属機関として,入試制度委員会が置かれており,入試問題全般について審議されているが,この会議は,通常,関連の深い教育制度検討特別委員会との合同で開催されている。
平成3年度の構成員は,入試制度委員会については,18大学の学長で構成されている。
なお,教育制度検討特別委員会については,19大学の学長又は教授で構成されている。
公立大学は,私立の産業医科大学とともに国立大学と同一のルールと日程で入試を実施しているため,国立大学協会との連係のもとに審議が進められている。