評定平均値

※本用語の解説は1992年に作成されたものです。

入学者選抜の資料として,出身の高等学校長から提出される調査書の記載項白のーつで,次のように記入することになっている(大学入学者選抜実施要項様式1記入上の注意事項)。
①各教科の評定平均値は,生徒指導要録に基づき,各教科ごとに各科目の評定の合計数を各教科の評定数で除した数値(小数点以下第2位を四捨五入)を記入する。
②評定平均値の平均は,①により算出した各教科の評定平均値の合計数を履修教科数で除した数値(小数点以下第2位を四捨五入)を記入する。
この数値は,各大学の推薦入学の推薦要件として,「調査書の全教科の評定平均が4.5以上であること」のように利用されている。
なお,同じく調査書に記入される学習成績概評は,各教科・科目の評定平均値の平均の数値により,A,B,C,D,Eの5段階が定められている。