実技検査
※本用語の解説は1992年に作成されたものです。
入学者の選抜は,調査書の内容,学力検査・面接・小論文その他の能力・適性等に関する検査の成績,大学が必要に応じて実施する健康診断,その他大学が適当と認める資料により,入学志願者の能力・適性等を合理的に総合して判定する方法によるものとされており(大学入学者選抜実施要項第1の1),実技検査は,この「その他の能力・適性等に関する検査」のーつである。美術関係での素描,デザイン,造形など,音楽関係でのピアノ等楽器演奏,体育関係での体育実技などである。
実技検査は,大学・学部の目的・性格等から主として実技による授業を行う美術・工芸,音楽,体育等に関する学部・学科(教員養成学部にあっては主専攻)において課することが望ましいとされており,平成4年度国公立大学の選抜要項によると国立56大学63学部,公立7大学10学部で実施される予定である。