国立大学の入学者選抜についての実施要領
※本用語の解説は1992年に作成されたものです。
国立大学は,公立大学(私立の産業医科大学を含む。)とともに,同一のルール及び日程で「受験機会の複数化」.による入学者選抜を実施しているが,その実施に係るルール,日程等を定めたもの。前々年の11月の国立大学協会の総会で決定・発表されている。
具体的には,①実施方法(連続方式,分離・分割方式),②実施日程,③出願期日,④合格者の発表及び入学手続,⑤2次募集の基準,⑥出願状況資料(大学入試センター作成),⑦合格状況資料の提出,などであるが,更にこれに基づき,「実施細目」と「申合せ」がある。
これらの主要な事項は,文部省の大学入学者選抜実施要項に取り入れられ,オーソライズされている。
なお,公立大学についても,公立大学協会において国立大学協会と連絡協議の上,同趣旨の実施要領が作成されている。