入試改善特別委員会(国立大学協会)

※本用語の解説は1992年に作成されたものです。

共通第1次学力試験が実施されて5年が経過し,この入試制度が定着を見つつある反面,これに対する意見や批判が各方面から提起されている現状にあり,この入試方法を根本により再検討して問題の所在を明らかにするとともに,適切な大学入試の在り方について検討すること」を目的として,昭和58年6月21日の国立大学協会総会で設置されたものである。
(1)組織について
①委員は15-20名程度
②各ブロックとの連携を考慮し,各ブロックより参加する。
③大学の種別についても考慮し,同種の大学に偏らない。
第2常置委員会との連携を保つ。
⑤共通入試の経緯の詳しい学長及び大学入試の問題に造詣の深い教官の参力日
⑥委員長は副会長をもって充てる。
(2)運営について
この委員会は,設置以来,大学入試改善に積極的に取り組み「国立大学の受験機会の複数化」及び「共通第1次学力試験制度の改善及びその延長線上のものとしての大学入試センター試験の利用」等について審議を重ね,現行の国立大学の入学者選抜方法を取りまとめた。