入試業務
※本用語の解説は1992年に作成されたものです。
各大学における大学入学者選抜に関する業務は,年度当初の入試実施委員会等実施体制の整備から始まり,入学者の確定をもって終わるが,その主な業務は,次のとおりである。
〔個別学力検査関係〕
①入試実施委員会,出題委員会の組織
②実施方針の策定(選抜要項,募集要項立案・作成)
③試験問題の作成(問題作成,印刷校正)
*緊急事態に供え,予備問題の作成など
④情報処理システムの整備(プログラム改定,テストラン)
⑤学生募集
ア選抜要項発表
イ大学案内等作成・配付
ウ募集要項等発表・送付
エ大学説明会,進学相談会等開催
オテレホンサービスなど
⑥出願受付(願書受付,テレホンサービス)
⑦試験実施準備(監督者選出,監督説明会,試験場・試験室設営,試験問題仕分け)
⑧試験実施(試験実施本部設置)
⑨答案の採点(採点委員選出,採点のダプルチェック)
⑩合否判定資料の作成(採点結果の電算機による集計,合否判定資料の作成)
⑪合格者の決定(合格者発表数の決定,合格者の決定,追加合格実施方針等)
*国公立大学については,合格状況資料の大学入試センターへの提出及び請求
⑫入学手続及び追加合格決定
⑬その他
ア推薦入学業務
イ帰国子女特別選抜業務
ウ2次募集業務など
⑭実施結果の総括(引継ぎ事項の整理・引継ぎ)
〔大学入試センター試験関係〕
①試験場設定準備(都道府県内連絡会議で担当数調整,学外試験場借用交渉)
②情報処理システムの整備(成績請求等プログラム改定)
③大学入試センター試験受験案内の配付
④試験場設定(確定志願者数に基づく試験場・試験室の設定)
⑤試験問題受領及び保管
⑥試験実施準備(監督者選出,監督説明会,試験場・試験室設営,試験間題仕分け)
⑦試験実施(試験実施本部設置,大学入試センターとの連絡)
⑧大学入試センターへ答案の輸送
⑨大学入試センターへ成績の請求